宮部みゆきさんが2015年6月から翌年6月まで日本経済新聞に連載した小説「迷いの旅籠」。
連載全話の挿画を手がけた日本画家北村さゆりさんの挿画展です。
全384話および、単行本の表紙に書き下ろした「三鬼」の原画を一堂に展示するとともに、
兒嶋画廊が厳選した名場面を高精細ジークレー版画にて複製し販売いたします。
《版画はwebからもご注文頂けます。 こちら→ https://www.gallery-kojima.jp/artists/kitamura_sanki/》
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とき: 2017年9月1日(金) – 30日(土) 12:00 – 18:00 月曜休
ところ: 丘の上APT/兒嶋画廊 (東京都国分寺市泉町1−5−16 TEL: 042-207-7918)
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「三鬼」は江戸怪奇譚の連作小説で、13ヶ月間の新聞連載で四編を書きました。
農村のお化け騒動、気のいいあやかしが登場する商売屋さんの話、
貧窮する小藩の暗い秘密、家族の因習が生み出す悲劇。
フレーバーが全然違うアイスクリームの盛り合わせを、
一品の美しいデザートにまとめ上げてくれたのが、北村さゆりさんの挿絵です。
優れた画家は世界を描くのではなく、世界を創る。心の底からそう確信しました。
この素晴らしい原画の数々を、是非ご覧ください。 宮部みゆき(小説家)
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兒嶋画廊が厳選した名場面の、高精細ジークレー版画をご注文頂けます。
《版画はwebからもご注文頂けます。 こちら→ https://www.gallery-kojima.jp/artists/kitamura_sanki/》
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北村さゆり
1960静岡県生まれ。
1986多摩美術大学絵画科日本画専攻 加山又造&米谷清和クラス 卒業
1988多摩美術大学大学院美術研究科修了
2001平成13年度文化庁芸術インターンシップ(文化庁)
2003平成15年度静岡県文化奨励賞(静岡県教育委員会)
Collection;静岡県立美術館、山種美術館、平野美術館、静岡県買い上げ 他
著書;『中世ふしぎ絵巻』(文:西山克氏と挿画:北村さゆり)/ウエッジ
『利休にたずねよ』など、山本兼一、伊東潤、松井今朝子、高橋克彦の表紙画。
個展を開催する傍ら、『俳句講座 テキスト』(NHK出版)、『サライ』「半島をゆく」、『ひととき』「中世不思議ばなし」で挿画を連載中
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