2021年7月4日、「児島善三郎 − ここに緑ありて」展の開催にちなみ、能楽師の山中迓晶氏による実験的能楽performance
【丘の上APT〜能 performance 実験の森「ヤマ/ケルトと山姥の自然観」】を開催いたしました。
前半は画廊内にて「山姥」を、奇跡的に雨があがった後半は丘の上APTの谷底に新たに出来たテラス兼、石舞台で「ケルティックヤマンバ」を舞って頂きました。「ケルティクヤマンバ」の衣装は葛布、麻布、タパ (樹皮布)と新聞紙で制作されています。
古き時代より、人は自然と共に生きてきた。
そこには畏れと感謝と、知恵があった。
ケルトに残された古き記憶は渦巻くようにそれを物語る。
草木は繁り森となり、山となる。
春をもたらし、四季を廻らす象徴の山姥。
そのエネルギーは昼夜を廻らし、やがて四季をも廻らせる。
それは地球そのものとも言える。 山中迓晶