−−−−−語り継ぎたい国分寺の風景がある。
画家児島善三郎と造園家本多克己が描く1940年代の国分寺。
かつて国分寺市野川周辺の地域は豊かな水と緑に恵まれ、湧水が随所にみられる自然豊かな田園地帯でした。
その貴重な姿を二人の人物が画布やスケッチブックにいきいきと写していました。
一人は洋画家児島善三郎。
1936年から1951年までを野川を見下ろす国分寺崖線状にアトリエを構え、
陽光きらめく国分寺の田園風景を数多く描きました。
一方、国分寺に生まれ造園業を営む本多克己は、
1955年頃始まった野川の汚染を憂い、先頭に立ってその浄化に取り組んできました。
そして大きく変わった国分寺の田園風景を惜しみ、
1941年頃の野川とその周辺に広がる景色を淡彩スケッチ画に残しました。
これらの絵画を通してかつての風景を多くの方に知って頂きたく
この度善三郎のアトリエ跡である丘の上APTにて、「ふるさと野川と田園の輝き」展として展示公開致します。
ふるさと野川、そして古き良き国分寺の光と風をこの機会に是非とも感じて下さい。
会期 :2015年3月7日〜3月22日
休廊 : 毎週月曜日
開廊時間 : 12:00 〜 18:00
会場 : 丘の上APT/兒嶋画廊
〒185-0024 国分寺市泉町1−5−16
Tel&Fax. 042-207-7918
e-mail. eakojima@gmail.com